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アルメニア在住経験者によるエッセイ、生活情報、写真。アルメニア語講座。

(41) 共和国中央広場

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夏の日差しが強くて眩しい季節の中央広場は非常に美しいです。
写真は春に撮影したものです。

が、冬は特に夜になると霧が濃くなるのであまり美しさが感じられないかもしれません。
国全体の標高が高いだけあって、首都のイェレヴァンでも明け方のまだ車が少ない時間帯だったら空気が非常にキレイです。

昼間になると俄然とあのソヴィエト車(ヴォルガやジグリ、ラーダ等)が排気ガスを撒き散らしながらブイブイ走っています。
どうしてあんなに黒煙を撒き散らすものだろうか?
車自体の元々の設計がそんななのだろうか?
と以前から不思議に思っていたのですが、つい最近になってその謎が解けました。

ソヴィエトでは日本みたいにキチンとガソリンが精製されていないらしいです。
だから、走っている車が時々物凄い「爆発音」をさせたりするワケですね。

ところでアルメニア人よ、頼むからもう少し行儀良く運転してくれないか?
アルメニアの道交法は夜になると信号無視してもOKらしいです(笑)


ミニストリーらしいです。右は、、、ド忘れした。何だっけコレ?


1700年の記念年のメモリアル、今はもう無いです。

アルメニアは世界で最初にキリスト教を国教として正式に受容した最初の国だそうです。
その年が301年。2001年はキリスト教を受け入れて丁度1700年目の記念年でした。
シャンソン歌手のアズナブールが来たり、世界中から離散したアルメニア人がワラワラと集まってきたらしいです。

ですが、現地に住むアルメニア人本人達にとってはどうでも良い事だったようで、記念年だからといって特別な思いがあるとか、
「この記念年を境にアルメニアを良くしよう!改革しよう!」等という事はコレっぽっちも無かったようです。

でも、何回か夜に見に行った事があったのですがライトアップされていて非常にキレイでした。
でも、今はもうありません。


そのド忘れした建物に描かれている絵。とても宗教的な絵です。


右手に見える建物がホテルアルメニア。ココは何故か夕方になると子供が増える。


左端からアボヴィアン通り。アルメニアの最高級レストラン「アララト」がある。


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