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(8) Odigoについて

友達がある日遊びに来て、「インターネットをさせて欲しい」と言うのでやらせていたら、勝手に「Odigo」とかいうチャットソフトをインストールされてしまいました。因みに彼女はアルメニア人です。
まぁ、たかだか5Mくらいの小さな容量なので全然構わないのですが、実は最近、このチャットソフトが鬱陶しくてしょうがないです。

知らない人の為にこの「Odigo」の事を説明すると、要するにICQにチョット便利な機能を加えて見た目をお洒落にしたような単なる「チャットソフト」なのですが、問題はネットに接続したと同時にこのソフトも一緒に連動して起動してしまうという事です。

設定が出来るのかもしれませんが、つい最近までは勝手に起動しても格段に邪魔だとも感じなかったし、チョットうるさいくらいにしか、思っていなかったので別に気にせず、そのままにしておいたのですが、、、

実はこのソフトは自分の住んでいるロケーションを登録する時に入力しなければならないらしく、その友人は当然「アルメニア」としたらしいのですがコレが非常に問題だったようで、、、ICQ同様、チャット相手をロケーション別で探す事が出来て、尚且つお互いの詳細情報を見る事が出来てしまって、、、

ある日、5秒おきくらいにバカスカとメールが届くもんだから「何事か?」と思って全員のプロフィールを開いてみると何と全ての人のロケーションが「アゼルバイジャン」!!!コワッ!そのアゼルバイジャン人達が攻撃してくる事!攻撃してくる事!

もう、本当に鬱陶しい程沢山の「バカメール」を寄越してきます。一番多いのが、「殺してやる!」だの「俺達の土地が欲しいか?」とか物騒な事この上ないのですが、「俺は日本人だから関係無い」と返事を寄越すと「ナニ?日本人だと?何でアルメニアに居るんだ?」と返してくるのはまだ良い方で「ウソつくんじゃねー!」とか言って更に攻撃して来る「アゼリバカジャン」が殆どです。

「無視リスト」がある事を知ったのはだいぶ後だったのですが、、、

別にアルメニアに居るからといって、僕自身は特にアゼリー人を必要以上に意識したり、嫌ったりもしていないし、特定された個人に恨みがあったり、国家がキライという事も全く無いです。

アルメニア人は何故かテレビにアゼルバイジャン人が出てきても「トゥルク!トゥルク!」と言ってますし、殆どの人はトルコ人に対して並々ならぬ恨みを抱いているのは、この国に住んでいればイヤでも理解出来てしまいます。

自分は人畜無害な無宗教・無神論者の「ガイジン」なのでイスラム教やらキリスト教についてはまるで関心が無いです。「イスラム教はこうだから悪い!」とか「キリスト教の方が上だ!」とかステレオタイプな考え方をした事も無いです。

アルメニアに住んでいるからといって、一緒になってトルコ人やアゼルバイジャン人を非難してもしょうがないと思ってはいるのですが、一度だけ本当にアゼリー人に腹を立てた事はありました。

去年の春先、シェレメチヴォ第1空港でアルメニア行きの飛行機に乗る時に「トビリシ」「バクー」「イェレヴァン」というトンデモないフライトスケジュールだった事があって、とにかく空港の空気が非常に険悪だった事を覚えています。そりゃあああもぅ、、、よく、アエロフロートもこんなフライトスケジュールを組んだもんだと感心しそうになったのですが、その場の雰囲気はまさに一触即発という感じで最悪だったです。

しっかし、その時のアゼリー人の行儀の悪い事、悪い事。
何やら遠くからアゼルバイジャン語でアルメニア人に向かって大声でまくし立てているバカがいて、周りに居るアゼリー人はそれを聞いてニヤニヤしてて、そしてそれを遠巻きに苦々しげに眺めているアルメニア人。

暑い日なのに、その場の空気は凍り付いていました。

ハッキリ言って、コーカサスの人達はお互いの事が大嫌いです。
アゼルバイジャン人はもとより、グルジア人の事を良く言うアルメニア人にはこれまで会った事が無いです。大概のアルメニア人は「グルジア人は野蛮だし、二枚舌野郎ばかりだッ!」
と言いますね。真偽の程は行った事が無いので知りません。でも、行った事がある人に話を聞いたら平気な顔して両替所でお金の勘定をごまかしたり、だとかあまり良い噂を聞かないです。

その点ではアルメニアの方が幾分かマシですね。

間違えてアルメニア人だと思い込んでアゼリーに話し掛けたらヤバイと思い「何かザカフカスの人種を見分ける良い方法は無いか?」と聞いたら、「鼻」で見分けるのが一番分かりやすいと言われました。
まぁ、ザカフカスの人は一般的に鼻が大きいので一概には言えないのですが、成る程!確かに微妙に違いますね。
でも、100%は当たらないです。

しっかし、アゼリー人もなぁ、、、あの空港の一件でなんとなくイメージが悪くなりました。
勿論、そんなアゼリー人だけじゃないのは良く分かっていますし、アゼリー人の中にも素晴らしい人はいるのでしょうケド、、、でも、空港の中で唾吐くし、目の前に灰皿があるにも関わらず足元に捨てるし、ペットボトルやら何やらゴミ箱に捨てずにそれもまた足元に投げ捨てるし、挙句の果てには空港職員の女性をからかって怒らせるし、、、

まぁ、彼ら普段はああじゃないんでしょうケドね。
アルメニア人の前だからあんな風に振舞ったのかもしれないですケド。

あ、因みに僕はアゼルバイジャンには行けないです。
僕のパスポートには思いっきりカラバフのビザシールがベタッと貼ってあるので、このパスポートでアゼルバイジャンに行こうものなら入国した途端にブタ箱にブチ込まれると聞きました。本当かなぁ?本当なんだろうなぁ、、、
まぁ、別に今のところ行く用事も無いし、行きたいとも思わないのですが。

いまだにあの国は警察国家だと聞いたし、お互いの要人が行き来する時はKGBが細心の注意を払って盗聴、監視すると聞いたし、、、(コレ、マジネタです。ある人から聞きました。)

世界というのは平和にならないように出来ているものですねぇ。
チェチェンの問題一つとっても、もうこの戦争って100年以上も続いてるワケであって未だに武力制圧以外に解決の方法が無いのだとしたら、人類はあまり進歩していないという事でしょうねぇ。


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