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(24) アルメニア人の不思議

アルメニア男性に多い名前-「アルトゥール」、「アールメン」、「アールマン」、「アショット」etc

アルメニア女性に多い名前-「タテフ」、「アンナ」、「カリネ」、「アルミネ」、「アナヒト」
                  「ヤンナ」、「ハスミック」、「ソナ」、「ガヤネ」etc

ロシア人の名前もそうですが、何故似たような名前の人がこうも多いのでしょう?
アルメニアの大通りで「アルトゥール!」と叫べば、恐らく数人が振り向くでしょう。
割と最近になって「どうして似たような名前がアルメニアには多いのか?」が分かりました。

アルメニア人は結婚して子供が出来ると、必ず息子の場合は夫方のお父さんと同じ名前、娘の場合は夫方のお母さんと同じ名前を授ける昔ながらの風習があるそうです。爺ちゃんや婆ちゃんと長男、長女の名前が同じなのはこの独特な「伝統」からくるもの。僕だったら爺ちゃんと同じ名前は嫌だな。爺ちゃんが次男で僕が長男でも「次男」とか、、、?

それと、結構アルメニア人の場合は名前で出自が分かったりします。

例えば、つい先日お亡くなりになった偉大な俳優「グレゴリー・ペック」。「ローマの休日」や「白鯨」等の映画に出演した名俳優だった方です。彼は実は民族的にはアルメニア人だと言われています。しかし、真相は知りません。アルメニア人は結構、「あの人もアルメニア人、この人もアルメニア人」と言うからです。

しかし、ペックは多分アルメニア人でしょう。アルメニアには「グリコール」という名前の人がいるので、恐らく彼の両親は発音しやすいようにグレゴリ-と名前を付けたのではないでしょうか?

因みに、チェスの世界チャンピオン「ゲイリー・カスパロフ」は間違いなくアルメニア人。
「ガスパリアン」、「カスパリアン」はアルメニアではありふれたファミリーネーム。

注意してテレビ等を見ていると、「あ、アルメニア人だ」という名前をよく見掛けます。
世界のアルメニア人口は1200万人と言われていますが、サロイヤンのように「両親のどちらかが実はアルメニア人」という人も含めれば実数はもう少し多いのかもしれません。

そんなコスモポリタンなアルメニア人。実は、医学的にとても面白い人達でもあります。旧ソ連圏の殆ど人は自分の血液型が何型なのかを知らない場合が多いです。
しかし、アルメニアの場合は出産間際に必ず血液検査をするらしいので女性は自分の血液型を知ってる人が多いです。

実はアルメニア人、「RH-型」の血液の人が物凄く多いのです。

日本では、「RH-型」というのはかなり珍しいのですが、アルメニアでは「私はRH-」、「僕も」、「私も」というくらいに多いです。特に女性に多い。
最初、分かっていないのでは?医者が勘違いしているのでは?と思うくらい「RH-」だらけだったのですが、実際看護婦をしている友達に「アルメニア人は不思議とRHマイナス型の血液の人が多いんだよ。」と言われて妙に納得してしまいました。

絶対数が少ない日本のような状況では「RH-」の血液型の人は手術とかおいそれと出来ないし、下手に事故に遭ったりも出来ないのでしょうケド、アルメニアのようにその血液型の人が多いのであれば手術も安心!輸血の際の心配もナシッ!って、アルメニアで手術するのは怖いけれども。


お医者さんへの提言。

もし、日本で「RH-型」の輸血用血液が不足しているのであればアルメニアに行って相談してみると良いかもしれないですよ。(但し、輸血後に「毛深く」なる恐れアリ!)←そんなことぁーナイ!

何故、アルメニア人に「RHマイナス型」の血液の人が不思議と多いのか?是非とも知りたい。
アルメニア人は先祖代々「不思議な人達」なのであります。


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