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アルメニア在住経験者によるエッセイ、生活情報、写真。アルメニア語講座。

(44) お酒とタバコ

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アルメニアのタバコ、他にも沢山ある。

日本ではラッキーストライクを吸っていました。
が、アルメニアにはありません。仕方が無いのでマルボロやパーラメントを
吸っています。

どうも、僕の日本におけるイメージでパーラメントは「水商売の人が吸うタバコ」というイメージが強いので好きではないのですが、他に無いので仕方が無いです。
アルメニアのタバコも幾つか試してみたのですが、イマイチしっくりくるタバコに出会った事が無いですね。

値段は、マルボロとかに比べるとおよそ半分の値段かそれ以下。
買う場所に拠って10ドラムから20ドラムの差があるのですが、大体200ドラム前後です。

唯一、「ギュムリ」がまぁソコソコの味だと思います。
アルメニアのタバコは2,3本吸うと喉が少し痛くなります。
あえて言うなら、のび太君のパパと橋本龍太郎御用達の「チェリー」みたいな味がします。最近はドイツ産の「ダヴィドフ」を吸っています。


ビールと炭酸水、ウォッカ

左のペットボトルは「ジェルムク」という炭酸水です。
アルメニア人の話だと天然なのだそうです。体に良いらしいのでよく飲んでいます。
フランスの「ペリエ」よりも炭酸がチョットきついです。
まぁ、単なる「炭酸水」なので飽きが来ないからテーブルウォーターにもってこいですね。
夏の暑い日はこれを飲みましょう。(250ドラムくらい)

真ん中の2本は「コタイク」というビール。左は黒ビール。
日本のビールに味が似ています。泡が結構ふっくらとしていて、夏の暑い季節は毎日夜になると冷やして飲んでいました。
大体250ドラムくらい。

チェコの「ピルセンビール」は非常に有名ですが、僕個人としては「コタイク」の方が美味しいと思います。他にも「エレブニ」「キリキア」というビールもあります。
「エレブニ」は少し「コタイク」に比べると甘い感じがします。
「キリキア」は結構ニガイです。僕は1回飲んだらイヤになりました。

右端のヴォトカは「アホートニック」と言います。
ロシア語で「狩人」という意味です。アルメニア産です。
イロイロ試したケド、ロシア産で有名な「スミルノフ」とかよりも個人的には飲みやすくて美味しいと思います。冬の寒い日はコレを暖房の代わりにと、毎日飲んでいました。
朝から何もする事が無い日などは、勉強したり本を読んだりしながらチビチビと飲んでました。で、気が付くと夕方頃には1本空けていたりして、、、

コッチに来て酒に強くなったのか、それとも寒さを凌ぐためには必要不可欠な事だったのかと時々考え込む事があります。
本当に、パカパカとヴォトカを飲めるようになってしまった自分が少しイヤだ!

一般的に、アルメニア人はロシア人やウクライナ人みたいな無謀な飲み方はしないです。チビチビと楽しみながら飲んでいますね。
僕はロシア人やウクライナ人とアグレッシブに飲むのが好きなのですが(笑)


アルメニア産、最高級タバコ「シガローン」


アルメニア産の最高級タバコ「シガローン」。白いのは「ライト」
初めて買った時は思いっきり騙されました。「何だよコレェ!」って感じです。
所謂「100s」のロングなタバコなのですが、開けてビックリ!

4分の3がフィルターというフザけたタバコです。
しかも、そのフィルターっていうのが真ん中が刳り抜かれているむかーし日本で売っていたケド、アッという間に消え去った「ヴァンテージ」というタバコのソレと同じです。パーラメントみたいなのではないです。

味も、格別に美味しいとも思わないしなぁ、、、
アルメニア人で「シガローン」を吸ってる人なんて見た事無いです。
多分、僕みたいな「ガイジン」が面白半分で買ってみたり、旅行者が珍しがって買っているだけだと思います。

旅行でアルメニアに訪れる皆さん、お土産に買ってみてはいかかでしょうか?
かなーり、「ウケ」を期待出来ると思います。


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