(48) セヴァン湖
去年の夏のクソ暑い日に「コレは水にでも浸かっていないと死ぬかもしれない」
とマジで思い、タクシーを使ってセヴァンに行きました。
行ってビックリ!泳いでいるのは僕らくらいのもんで、後の人達はブラブラと散歩していたり、何をするでもなくただひたすら座っていたり、、、
地元の人にとっては「セヴァン湖で泳ぐ」というのは余りにも当たり前すぎる事なので、かえって僕らみたいな外国人の方が珍しがって来て泳いでいるのかもしれないです。
実際、アルメニア人にとっての保養地とは「ソチ」を指すのであって決して「セヴァン湖」ではないらしいです。
そうそう、聞いた話だと「ソチ」の人口の40%がアルメニア人だと聞きました。
そういえば、夏になると「ソチに親戚が居るのですが一緒に行きませんか?」
とよく誘われたなぁ、、、でも、アソコはロシア領なんですよねぇ?
どうしてセヴァンに行かないのか?と聞いたら、「何でセヴァンに行かなきゃならないのだ?ソチの方が全然良いのに?」と逆に聞き返されてしまいました。自分の国の保養地なんて見向きもしないというのは、日本人と一緒ですねぇ。
確かにセヴァンの近くにホテルもある事はあるのですが、どう贔屓目に見ても日本の「林間学校」程度のものであって、ホテルと呼ぶにはチョットなぁ、、、
というワケで、地元の友達が居るワケではないのなら日帰りの方が良いと思います。
気温が恐ろしくバカ高くても、セヴァンの水はとても冷たいです。で、水が透き通っていて非常にキレイなのですが、そのせいなのか水に浸かっていても恐ろしく日焼けします。
帰ったその日のシャワーはかなりイタかったです。結構、気を遣って日焼け止めクリームをベタベタと塗りたくっていたんですがねぇ、、、
あと、日本の海水浴場みたいな「海の家」やら「簡易シャワー」なんて洒落た物、気の利いたものは期待しちゃダメです。
イェレヴァンへの帰り道、タクシーのおっちゃんとバーベキューを食べたのですが、肉が新鮮取れたてだったのでメチャクチャ美味かった、、、
しかも安い!しかもかなり量が多い!しかも屋外だ!
おっちゃん、僕と一緒にヴォトカをパカパカあおってたケド、今思うと結構コワイよな、、、その後よく運転出来たものだ、、、
さて、セヴァンへ向かいましょう!ココではよく絵が売られている。勿論、思いっきり値切りましょう!
教会らしいのだが、中に入れなかった。水は透き通っていて、美しいッ!
しかし、気温に関係なく水温はエラく低い!Vardenis経由でカラバフに行けるらしい。
ここにもそのうち、外資系ホテルができるでしょう。ココで釣れる鱒は非常に美味!ビールのツマミにナイス!です。
年々、水位が下がっていると聞きました。昔は「コーカサスの真珠」と呼ばれる素晴らしい保養地だったのですが、、、