(54) シィシアンまでの長い道のり
どちらかというと、アルメニアは北よりも南の方が緑が多くて
尚且つ、なかなか楽しめる場所が多いように感じました。
ハッキリ言って、北も南も物凄い田舎なのですが、何故か南方のアルメニアは非常に良い印象だけが残っています。
「こんなミステリアスな場所に来てしまったら、それこそ旅行者冥利に尽きるというものだッ!」とその時は思ったものです。
この、シィシアンという場所は特に何も無い普通のアルメニアの田舎町です。見て回りましたが特にソレといった面白いものがあるワケではないです。
なので、こんな道路脇にある目立つ建物の写真を撮ってみました。
この先に「ジェルムク」という天然水が飲める場所もあります。
そして、その先はリャンチキの愛すべき街「ゴリス」、そしてナゴルノ・カラバフ共和国へと続くワケです。
この辺、そしてナゴルノ・カラバフ共和国に訪れるという事は
旅行者にとって最大のハイライトでしょう!
是非是非、旅行者の皆様はこの地域を楽しんで下さいネ!
イェレヴァンを後にして。巨大団地群 。そして途中、ストライキしててなかなか通して貰えませんでした。
いざ、アルメニア南方へ!この辺の景色は絶景でした。
よく道路を作れたものだと感心してしまいます。牛が道路を歩いています。長閑ですね。地方はどこもこんな感じ。
こんな所にも人が住んでいるのだから本当に驚く。右はとても美しい、直線道路。
ポツポツと町があったりします。普通に人が住んでいるらしいです。学校とかあるのでしょうか?
比較的新しい教会がそこかしこに建っていました。1700年祭の為でしょうか?
見渡す限り、何も無かった、、、どうやって生活してるのでしょうか?
かと思うと新らしい団地群があったりして、、、
何やらこの辺りに来るとゾクゾクするような景色に遭遇します。
非常に「地方のアルメニアらしい」石ころだらけの風景。一応、地方でもちゃんと電気は使えるようになっているらしい。
荒涼とした南アルメニアの風景。遠くに集落が見えます。多分100人も住んでいないでしょう。
シィシアンの目印。この日は何故かイラン人が沢山居た。
天然の水らしいです。日本人でも普通に飲めます。
右はよくみかける「アルメニアらしい」石の彫刻。
確かに、アルメニア人が器用な事も認める。でも、写真を撮るほどのものでもなかったかも、、、
この時見掛けたイラン人は皆、トラック運転手でした。石碑には縦書きで「シィシアン」と書いてあります。
ジェルムクからシィシアンにかけては比較的、水が豊富らしいです。彫刻は牛を表しているのでしょうか?
簡易トイレくらい付けておいて欲しいゾ!